マンション売却~近くにマンション建設
管理組合の重鎮メンバーが引退し、
マンションそのものにも少し水漏れやエレベーター不具合の頻度が増えて、
一部の機械式駐車場が平屋になり、機械式駐車場のメンテナンス費用は無くなるものの、駐車場収入は減って、管理組合の懐も寂しくなる可能性が高くなりました。
そして、近くにまた、マンションの建設計画が出てきました。
売却までの数年は、大規模小規模含めて5件くらい近くに建て替えが発生し、色々疲れてきました。
近くのマンションの建設では、幸いメインの風景を見るのに支障はないのですが、ベランダからの眺望に一部支障が出ることがわかりました。
ワンルームが多い賃貸マンションということで、将来の住人のモラルにも期待できません。
建築会社のマネジメントはどう見てもないも同じ。中小企業は悪いわけではないですが、ガバナンスは皆無のようです。建築会社が脱税で有罪になった経歴も見つけました。
工事現場の整理整頓ができてないこともあり、一事が万事、という言葉がよぎります。
「君子危うきに近づかず」、
マンション内部も問題が出ている、長く住めばマンション自体も面倒が増える。
元お隣さんのように、年を散ったらあまりかまわなくていい生活をしたい。
そして、部屋を売却しよう、と具体的に動くことにしました。
次から実際の売却の話を書いていきます。
マンション売却~売却理由➂ 近くの建物、街が変わる
新築時から住んで、7年経ったころ、近くのビルが賃貸マンションになりました。このマンションで少し見晴らしが悪くなったのですが、ちょうど交差点を遮るように建ったので、交通騒音がかなり抑えられました。
そして、10年以上、建物が大きく変わることなく、
2019年あたりから近くに小さなホテルと小さなホステルが1件づつ計画されました。※1
道路の向こうの店はいつのまにかシャッターが閉まったまんま。
近くの家も数件建て替え。
町の様子が変わってきました。それも望まない方向で。
※1 このホテルとホステル、ホテルは建築されたものの開業せず、建物単位で売却、ホステルは開業して数か月で閉鎖されました。
因みに、駅の近くに大規模なチェーンの大きなホテルが2つあります。この場所でホテルやっても儲からないと思うんですけどね。
マンション売却~売却理由② マンション管理組合の変化 その1
とってもいいマンション管理組合だったと思います。
入居時から管理組合活動に熱心な方が5名ほどいらっしゃいました。
いい意味でも悪い意味でも「うるさ方」な方々で、マンション内のトラブルはこの方々に言えば大抵解決してました。
◎いい面◎
マンション内の共用部分はずっと綺麗でした。
大規模修繕工事のまとめを率先して担当してくださり、頼もしかったです。
◎困った点◎
理事会での話が長い。皆さん仲がいいので、半分くらいはマンション管理とは関係のない話が多く、おしゃべりは理事会終わってからにしてほしいと思いました。理事後半は時間を決めて、重要事項の話が終わったのち、途中退席をしてました。
理由がわかる、融通利かなすぎ。
おなかを下して、緊急事態となり、自転車をマンション入り口近くに置いてトイレに行った際、チャイムを鳴らされました。
しかし体調悪くチャイムに出れず、約30分後、体調が戻ったのち、自転車を片付けに行ったとき、「うるさ方」の方に自転車置かないでくれ、と、怒られたのは、もうちょっと柔軟にしてほしい、と思いましたが。マンション駐輪場が地下にあって、アクセスが良くない、というのもありました。
マンション管理組合活動の熱心な方は定年退職後の方で、年を追うごとに一人去り、二人去り、そして20年がたち、全員引退されました。後任の方を数年募集してましたが、立候補はありませんでした。
マンション売却~売却理由 ①周辺環境がイヤになりました
新しいお隣さんが引っ越ししてきました。
20歳代後半から30歳代前半位の比較的若いご夫婦です。
前のお隣さんと同じくらいのお付き合い。お名前と家族構成を知るくらいです。
この1年後、私たちが引っ越ししました。
このマンション周辺では年2回、大規模イベントに左右されました。
1つは入居前からあったイベントで、花火大会。
2つ目は入居後に発生したスポーツ大会です。
花火は部屋から見ることができたので、それは非常にいい点です。
しかし、悪い面があります。
・花火大会開始3時間前から、マンション入室者のチェック
・マンションに不審者が入らないよう、警備員を雇う
・花火大会前後の道路規制
・花火大会終了後の騒ぎ
入室者チェックは管理組合の理事の中でやりくりしてました。
警備員は最初は管理組合で警備していたのですが、負担が大きく警備員を雇うことになりました。警備員の費用も年々高くなり、管理組合の負担になってました。
年を追うごとに花火大会も飽きてしまったところもあります。
花火を誘う親戚、知人も一巡してしまいました。帰宅が大変なので、リピートした知人はいませんでした。
そんなところに、毎年スポーツ大会が開催されることになりました。
道路規制時間が半日で、ほとんど身動きが取れません。
歓声の声もうるさく、ゴミ問題もありました。
だんだん、周辺環境が嫌になってしまったのです。
お隣さんのマンション売却➂~びっくり売り出し価格
お隣さんのリフォームが終わり、実際の売却が始まりました。
物件検索サイトにも掲載されてました。
家具が置いてあって、とっても広々キレイ。
物件検索サイトのお部屋写真って必ず広く見えるように映っているんです。
購入される方は、メジャーを持って、実際のサイズを測ったほうがいいですよ。
売り出し価格ですが、新築売り出し価格より15%位高い価格でした。
東京23区内の土地が上がり始めた頃です。
スケルトンリフォーム済とはいえ、マンション自体は既に築20年近く経っており、高く販売できる事実にびっくりしました。
1,2回、内見に来たと思われる方にマンションのエントランス、エレベーターで見ました。
結構引き合いがあったようです。
いつの間にか、お隣に動きがなくなったので、物件検索サイトで検索したら、お隣さんの部屋が掲載されてなかったので、売却成立したようでした。
実際に入居するのは2,3か月後でした。
お隣さんのマンション売却②~物件の取引方法
お隣さんのお部屋は不動産屋さんに買取でした。
不動産屋さんがスケルトンリフォームして、リフォーム済中古物件として販売です。
先日のブログに記載した、マンションの売買取引一式を見たので、不動産屋さんの購入価格、新お隣さんが購入した価格もわかっております。
不動産屋さんの物件買取は、仲介より、手元に残る価格は少ないです。
お隣さんがお部屋を手放して、約2年後に我が部屋を売却しました。
我が部屋のほうが1割くらい面積が広かったのですが、取引額は3割程度の我が家のほうが高かったです。
不動産屋さんが高価買取します!!、と宣伝するはずです。
仲介だと内見があり、購入しない人にも部屋を見せないといけないとか、部屋を綺麗にしないと、と手間はありますが、3割は大きいです。
この3割の差を部屋の掃除時間で時給換算したら100万円を超えました。
仲介で不動産を売却する方は、内見の掃除を高い時給のお仕事、と思えば少しは気持ちが楽になるかもしれませんね。
お隣さんのマンション売却①
お隣さんがマンション売却したときのことを書きます。
我が家がマンション売却した時、不動産屋さんがマンションの今までの取引データを出してきたんです。売却価格を決めるためです。
自分はこのマンションを新築分譲時に購入したので、マンションのパンフレットや全てのお部屋の間取りなどが記載された冊子をすべて持っておりました。
それらを照合すると、お隣のお部屋の取引がわかるのです。
実際の取引には関わっておりませんので、異なる点があると思いますが、わかる範囲で記載します。
お隣さんが引っ越ししたのち、掲示板にリフォームしますと紙が貼られました。スケルトンリフォーム、工期2か月強です。
前からリフォームを考えていたので、大工さんとかに話を聞くチャンスが来た!!、と思いました。
元々2LDKのお部屋を2LDK+Sとお部屋を狭くして間取りを広げるとのこと。
お部屋の数が多いほうがいいみたいです。
大工さんが入り、にぎやかなお隣さん。今まで老夫婦が所有していたのでとても静かだったので、対照的。
大工さんとも仲良くなり、どんな部屋になるのか楽しみに見ておりました。